三日坊主の私が、毎日文章を書けるようになった方法。

私はものぐさで三日坊主な性質なので、毎日何かをやり続けることが苦手でした。

このブログを読んでいる人の中にも、文章を書くのは好きだけど、毎日執筆に取り組むことが出来ない……なんていう人もいるんじゃないでしょうか。

聞く話によると、プロの作家に必要になるのは文章力や発想の突飛さもそうですが、「安定して文章を生産し続ける」能力がとても大切だそうです。

そこで今回は、毎日執筆する習慣をつける――そのために、私が試した方法を御紹介します。

私に対して「お前本当に毎日文章書いているのか？　ブログサボってるじゃないか」とお思いの人もいるかもしれません。

……ブログの更新、もっと頻繁にしたいなぁ。

言い訳をしておくと、私は現在、大学院に通い論文を執筆しながら、趣味でブログを3つ書き、ライターで生活費を賄っているので、なんだかんだ毎日文章を書いています。

ものぐさな私が毎日文章を書くためにしたことはただ一つ。

「毎日ノートを開く事を習慣づける」これだけです。

PCのワードやメモ帳ではなく、紙のノート（手帳）なのがポイント。

私は一日一度必ず、ノートを開きます。

開けばノルマクリアーです。別にそこに文章を書き込む必要はありません。

でもノートを開くとなんだかんだ何か書きたくなります。仕方なしに小説のネタをメモったり、ブログの構成を考えたりしてしまいます。

文章を書く気になれないときは、お絵かきをします。自分の小説のイメージスケッチをしたり、道行く人の人間観察をしたりしていると、結局文章にまとめたくなります。

文章も絵もかきたくない時は、意味もなくノートに直線を書いたり、文字の練習をしたりします。そうすると結局（以下略）

実際にどんな感じなのか、写真でご紹介。

モノカキ支援室を立ち上げようと思ったきっかけのページ。

なんとなく、ペンギンを落書きし始めて、鉛筆もたせて……。この時、ふと「あ、文章を書く人を応援するブログを作ろう」と思ったような記憶が。

自分でもよく覚えていませんが、多分戯曲のネタメモだと思います。

文字が汚くて自分でも読解できないページ。

何に関するメモなんだろう……。

これだけで、ものぐさだった私は毎日文章を書くことが出来るようになりました。

3日分しか書いていない日記帳が本棚にいくつも並んでいるような私がです。

多分この習慣が私にとって効果的だった理由は多分こんな感じ。

• 小説は設定を決めて満足するタイプ、日記は日記帳を買って満足するタイプなので、「中途半端に満足する」瞬間が無かったのが良かった。
• ほんの短い空き時間でノートを開くことが多く、小説のネタやブログのネタを書き始めても途中で中断せざるを得ないことが多かった。そうすると、「また後で考えよう」と再びノートを開いて文章を書く習慣が出来てきた。

それから、紙のノートが余っていたのでそれを使ったのですが、結果的にそれが功を奏しました。

多分、ＰＣでやると、起動するまでの時間が煩わしくて続かなかったと思います。それに紙のノートの方がはるかに自由度が高いので文章が書きたくない時でも開くことに抵抗がありません。

この方法が全ての人に通用するとは思いませんが、なかなか執筆が習慣化しない方は一度試してみてはいかがでしょうか。

それでは良い執筆ライフを。